明主様は、まさに、革命家であられました。 「栄養」の問題を取り上げてみましょう。 今私たちは、ほぼ誰もが、西洋科学に基づいた栄養学の世界を信じています。たんぱく質とかビタミンとか食物繊維とか炭水化物とか、そのような世界です。 あるビタミンが欠乏していると言われれば、そのビタミンが多く含まれている食品を食べる、あるいはそのサプリを摂る。このような考えから、私たちは、栄養がたくさん詰まった、彩りのきれいな、品目の多い、「バランスの取れた食事」こそが最良の食事であると信じ込んではいませんでしょうか。 明主様の栄養観とはいかなるものでしょうか。明主様の栄養観は、このような西洋の栄養観とは、まさに、まるっきり、明確に、正反対のものです。 明主様は、こう仰せです。「私は断言するのである。ヴィタミンが全然無い物を食ってさえも、人間は立派に生きてゆかれる」(「栄養学」1942年9月28日)。栄養を作り出すのは、食べ物ではなく消化機能であると、こう仰せです。明主様は、たとえお米のみを食べたとしても日々の活動に十分な栄養が作られるのだ、とすらお示しくださっています。つまり明主様は、栄養というのは、食べ物から得るものではなく、体内で作られるものだと、そう信じておられたのです。 一方の我々は、一つひとつの食品に含まれている栄養素を細かく調べ上げ、できるだけ栄養が多く含まれている物を食べるべきだと信じてはいませんでしょうか。多くの栄養が含まれている食品を「スーパーフード」などと呼び、それらを積極的に摂取したほうがよいと思ってはいませんでしょうか。 明主様は、「人間の生活力を旺盛ならしむるには. . .栄養の少い物を食って」(同上)と、こう仰せです。元気になるためには栄養の少ない物を食えと、そう仰せなのです。明主様のなんと革命的なことでしょう。西洋科学に基づいた栄養学とは、全く異なるお考えをお持ちであられます。 明主様は、ご自身の「六人の子供に、非栄養食を施してみた」「申し分のない栄養不良食を多く与えるようにした」(「食餌と営養」1935年5月31日)と仰せです。栄養が無い食べ物をご自身のお子様にご用意になったと、そういうことです。そして明主様は、「然るにその成績たるや驚くべし、小中学とも体格は甲(最上位の等級)」「未だ重病と名づくべき病気せしもの、一回も無く、無欠席の賞は毎度頂戴する」と、こう仰せです。 明主様は、栄養たっぷりの食やサプリなどを摂取すると、身体は栄養を製出する必要が無いと判断し、体内のさまざまな機能が休止又は退化すると仰せです。明主様は、むしろ粗食をし、栄養の少ない物を食べることにより、体内の消化機能が栄養を生み出そうと大いに働き、それが我々を強く、健康にしてくれるのだと、そのようにお説きになっています。 つまり、明主様にとっては、「自分にはこの栄養素が足りてないから」ということで、例えばそのサプリのようなものを摂ることは、一切考えられないことです。まさにそのようなことをすることにより、体内に存在する、明主様が仰せの「栄養製産機能の作用」が働かなくなり、それが私たちの身体を弱めるのだと、それが明主様のお考えです。 明主様の信徒であれば、「たんぱく質をできるだけ摂取するために肉を食べなきゃいけない」などと言うことはあり得ません。なぜなら、そのような発想は、明主様の栄養観とは全く相容れないものだからです。このような発言をするのは、明主様の信徒ではなく、西洋科学の信徒です。明主様は、極端な話、たとえお米だけを食べたとしても、それでも、身体にとって必要なたんぱく質もビタミンも体内で作られるのだと、そうお示しになっておられます。 明主様が、ミロクの世においては、全人類は菜食家になっていると聖言くださったことは、もう皆様ご承知のことと思います。では皆様は、明主様が、ご自身が90歳になられたら菜食、ヴィーガン食を始められるというご意思を示されていたのはご存じですか? 残念ながら明主様は、90歳になられる前の1955年、72歳の時にご昇天になりました。しかし、もし明主様がその折にご昇天にならず生き続けておられたら、1972年、90歳になられた時より、明主様は菜食を始めておられたのです。 皆様、もし今明主様が生きておられたら、明主様はヴィーガン食を実践しておられるのです。動物性食品は一切摂取しておられないのです。現時点で、明主様はすでに50年以上はヴィーガン食を実践しておられることになるのです。ああ、私たちはこの50年間一体何をしてきたのでしょうか。明主様、誠に、誠に申し訳ございません。 私は、もし菜食を実践していなければ、私自身を「明主様の信徒」と呼ぶのには強い抵抗を覚えます。もし明主様とお食事をさせていただく栄誉にあずかった場合、私はどうするのでしょうか。明主様と同じお食事の席に座らせていただいた時、私はどうするのでしょうか。明主様と同じ物は食べない、とでもいうのでしょうか。明主様がされているのと同じことをするのが明主様の信徒である。私はそう思います。 肉を食べると元気になる、力が付く、ということについてはいかがでしょうか。今は、誰もがこの考え方を信じ切っているように見えます。 この問題についての明主様のお考えはいかがでしょうか。明主様は、実は、肉を食べると身体は弱くなると仰せです。肉を食べると、身体は弱くなる。弱くなり、ガンなどの病気を誘発すると、そう仰せです。 むしろ、きれいな血液を作り、力を生み出す食は野菜であると、そう聖言くださっています。 肉を食べると元気になる、力が付く――私たちは、この考え方が骨の髄までしみ付いてはいませんでしょうか。しかし明主様は、この考えとは正反対のことを訴えておられたのです。 明主様の信徒である我々は、もし強くなりたいのであれば、食べるべき物は肉ではありません。穀物及び野菜です。真の明主様の信徒が食べる物、それは穀物及び野菜であり、肉ではありません。 今日私は皆様に何をお伝えしたいのでしょうか。 私は、何も、これから我々はお米だけを食べるべきであるとか、あるいは医学を否定すべきだとか、そのようなことを言いたいのではございません。身体に不調がありましたら、ぜひお医者さんに相談していただき、もし望むのであれば、お医者さんの言われることに従ってください。 私が本日何をお伝えしたいのかといいますと、私たちは、明主様の信徒となるのは簡単だと思っているかもしれませんが、本当は、簡単なことではありません。 明主様の聖言から、自分にとって好都合な部分のみを選択し、それを日々の生活に取り入れ、実践していく、これは簡単なことです。簡単なことであり、実際、私たちはこのようにしてはいませんでしょうか。 しかし、このようなことをしているようでは、明主様の信徒とはなり得ません。これはただの明主様利用であり、明主様に従っているのとは異なります。 明主様が信じられたことを同じように信じ、そして実践すること――これが明主様の信徒となる、ということです。 皆様は、本日私が皆様にお伝えした明主様の栄養観について信じることができますか? 皆様は、ミロクの世には全人類は菜食、プラントベース食になると言われた明主様の聖言を信じることができますか? 明主様は、神様は、全人類の食糧を生産するという目的で土を創造された、そして、農薬も使わない、肥料も使わない、他のありとあらゆるものも使わない、ただ、落ち葉などの極めて簡単な堆肥のみによって全人類の食糧を土は作ることができると仰せになりました。皆様は、この明主様の聖言を信じることができますか? 皆様は、明主様が、今から70年ほど前に仰せになった、浄霊は二の問題でこれから想念の世界であるという聖言を信じることができますか? 皆様は、この世において悪いことは一切発生しないし、これからも発生しない、人生で起きてくることはすべて良いことなのだという明主様の浄化のお考えを信じることができますか?本当に、信じることができますか? 皆様は、明主様が、キリスト教と呼応して全人類を救うと仰せになった聖言を信じることができますか? 皆様は、ご昇天直前、ご遺言によってご自分の聖業を二代様に託された明主様を信じることができますか? 明主様の信徒になるということは、明主様のすべてを信じる、ということです。自分にとって都合の良い部分だけを選び、その上で、私は明主様の信徒ですと主張することはできないのです。 本日私は、皆様におたずねしたく思います。皆様は、本当に、明主様の信徒となりたいですか?心からそう願っておられますか? ご昇天直前、明主様は、「現在の教団にも真の信者は一人もない」と仰せになりました。明主様の信徒は一人もいない、ということです。 一人目の信徒となりたい方は、おられませんか。