此世界から薬剤全部を海へ投げ棄てるとしたら、 その時を限りとして病は漸次此世界から消滅するのは、断言して憚らないのである。 「病気を治す方法」1953年 ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、現トランプ政権で保健福祉長官を務める人物だ。暗殺されたいわゆるケネディ大統領の甥にあたり、父は、アメリカの第64代司法長官まで務め上げたロバート・ケネディ氏という、アメリカの名門ケネディ家に生まれた政治家であり弁護士である。 ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、2年前の2023年、ワクチン接種の悪影響、特に子供に及ぼす悪影響について科学的データを調査した、『ワクチンは接種したほうがいいのか、よくないのか:科学の判断に委ねる』を出版した。 保健福祉長官という職は、ワクチン接種などの公衆衛生に関わること、医療に関わること、食品の安全に関わることなどについてのアメリカ全体の最高責任者であり、現在アメリカでは、ワクチン接種に対して極めて懐疑的、批判的な同氏がその省のトップを務めている。 ケネディ氏は、つい先日も、ワクチン接種に関して米政府としての公式勧告を出す諮問委員会のメンバー17人全員を解任した。メンバーと製薬会社との間に癒着があり、このメンバーのもとではアメリカ国民に対して安全なワクチンは提供できないと判断しての大英断だった。 またケネディ氏は、日本でもよく使われている赤色3号などの着色料は食べ物に使用されるべきではないとして、合成着色料の使用廃止も決定し、すでにアメリカ全土でこの方針は施行されている。 さらにまたケネディ氏は、日本でもよく虫歯予防に使われ、単に「フッ素」とも呼ばれるフッ化物入り錠剤もアメリカ市場から撤去するとの方針を打ち出した。「フッ化物と甲状腺疾患や体重増加、IQ(知能指数)の低下との関連を示唆する研究」があるとの理由からだ。そのような研究があることは、日本人の我々の耳にはとうてい入ってこない。同氏は、除草剤の使用も禁止されるべきだという趣旨の発言もしている。 明主様がご生涯をかけて訴えられた薬毒について、そのお膝元の日本はもはや救いようのない状態まで西洋盲信、医学盲信、薬盲信、ワクチン盲信の世界に入っているが、西洋医学の中心であるアメリカにおいて、そしてまた、そのアメリカの保健福祉長官がこのような方針を次々と打ち出し実行しているのは、まさにミロクの世の現れと言わずしてなんと言おう。 トランプ大統領は、「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」というスローガンを掲げていることは周知のことと思うが、ケネディ氏は、「Make America Healthy Again(アメリカを再び健康に)」というスローガンを掲げ、明主様の薬毒のお考えに沿った方針を次々と打ち出し、それを実際に実行に移している。なんと心強く、頼もしいことであろうか。 明主様が『アメリカを救う』で蒔かれた種が、その波紋が、今、現実的に形として現れていると、私としてはそう受けとめたい。 日本においても、ケネディ氏のような人物が公衆衛生や食品などに関わる厚生労働省の大臣になる日は果たして到来するのだろうか。 信徒の皆様には今さら釈迦に説法かもしれないが、明主様のワクチンに関するご姿勢を再度確認しておきたいと思う。 明主様は、人間が弱体化する主原因はワクチンであると断定され、その影響は特に子供において顕著であると聖言くださった。 明主様は、人類の体力低下に触れられる中でワクチンの一種である種痘を取り上げられ、次のように仰せになった。「私は断言する、それは人類が救世主の如く感謝し、今も尚敬仰措く能わざる種痘そのものである。嗚呼、此種痘こそ、文明人の体位を年一年衰耗させつつある恐るべき毒魔であるという事である」、また、「私は、国民体位の低下と、凡ゆる病気は種痘が主なる原因であるという事を説いたのであるが、然らば、種痘を直ちに廃止すべき」と、このように仰せである。 明主様は、ワクチンを打つことにより病気が起こらないように見えるのは、本来毒素は体から排出すべきであるにもかかわらず、それを注射によって止めてしまうため、世の人々は、それを「ワクチンが効いた」と錯覚し、結果、「今日の如き予防接種を旺んに行うようになったので、その誤謬たるや評すべき言葉はないのである。従って折角排除さるべき毒素をそのままに保存するばかりか、新しく薬毒を追加するので、毒素は愈よ増量する」、また、「種痘だけでさえ体力低下、人口低減、結核増加等の悪影響を蒙りつつあるに対し、今又B・C・Gの注射を行うに於ては、右の悪影響に更に拍車をかけるという訳になるであろう」、簡単に言えば、「医学は免疫と称して種々の伝染病の予防注射を行うが、之が又人間の浄化力を弱らせ体力低下の因となるのである」と、このように明確に仰せである。 さらに明主様は、「生後間もなく、種痘をしたり、何々の予防注射とか、栄養の為とかいって注射をするが、之が又頗る悪い。何しろまだ体力が出来ていないから、注射などは無理である。此為多くは発育不良の原因となり、よく誕生すぎても首がグラグラしたり、歩行が遅れたり、智能も低かったりするのはみな之が為で、医家に対し此点一層の研究を望む」と仰せになり、また、「右の如くであるにみて、一時的好結果に幻惑され、其後に到って予想し難い悪結果を来すべきは、火を賭るよりも燎かである。曩に説いた如く、種痘だけでさえ日本民族の体位が今日の如く低下したのであるから、効果顕著とされるB・C・Gの注射を施行するに於て、わが国民体位の前途は如何になりゆくや、憂慮に堪えないものがある」とのみ心を披瀝されている。 また明主様は、肉食と薬の摂取は生まれてくる子供に悪影響を及ぼすことを宣べられ、それは、ワクチンも同様であるとご明示になった。すなわち、「種痘と肉食と薬剤の毒素は、父母からその子供に遺伝するのは当然である。而もそれに気が付かない結果は、又してもその児童へ其毒素を増加する方法を執るから堪らない。滔々*として弱体児童増加の勢いは停止する事を知らないのである」、さらに、母体がワクチンを接種するならば、その子も弱くなるとのお考えから、「種痘によって母体の体位が漸次低下したからで、弱体母性から生れる嬰児が同様弱体である事は万物通有の原則である。そうして尚詳しくいえば、陰化然毒によって低下した体位に薬毒という拍車が加わり愈々体位が低下」してしまうと仰せになり、次いで、「其母性から生れた嬰児であるから、生れるや間もなくそれ等各毒素の浄化作用が発生するのである。その浄化作用が即ち腸炎、下痢、消化不良となって現われるのであり、又感冒、肺炎、気管支炎、喘息等も、麻疹、百日咳、湿疹等々も勿論それである」と聖言くださった。 このようにせっかく子供が毒を出そうと浄化をしても、それすらも薬等で止めてしまう現代医学には言葉も無い。 また明主様は、古代においてはすばらしい芸術がたくさんあったが、近年は、ワクチン接種のため最高芸術は生まれないこともお説きになっている。すなわち、「私は始終思っている。今の芸術は見られたものでない。昔の芸術は今に比しあまりに優れている」、なぜなら、「この原因の一つは種痘の為で、根気がなくなった。種痘後、名人はなくなった」「今の人は元気がないですね。元気がない一番の原因は種痘ですよ。途中で良い加減な処で、妥協しちゃうんですね。何処迄もと言う根気がないですね」と仰せになり、それは薬毒が原因かとの問いに対し、「薬毒ですよ。種痘ですよ」と明快におっしゃり、そしてまた、「種痘が出来てから名人が無くなったのです。名人を出すには種痘をやめなければ駄目です」と言われている。 明主様は、明確にワクチンに反対であられる。 絶対に、明確に反対であられる。 明主様は、「ですから案外な所から熱が出て、溶けて、咳と痰が出るのです。今まで気が付かない様な所から溶けて、毒を出してくれるのです。ですから風邪というものは実に結構なものです。それが分らないから、ワクチン何万人分を取り寄せるとか言って、大騒ぎをしてますが、このワクチンというものは、そういう出ようとする毒を出さない様に止めるのですから、それを知らない文化族というのは、実にどのくらい馬鹿だか分りません。だから、こういう人間を教育してやらなければならないが、これを分らせるのは、なかなか大変なものです。すっかり迷信にかかっているのですから……」、そしてまた、「そういう様で風邪と言っても、体中の何処かにある薬毒が溶けるのだから、風邪を引けば何処かの掃除ができるわけです。それを知らないから止めるのです。人間も随分馬鹿気た所が沢山ありますが、これはその馬鹿気たうちの王様だろうと思います。それでワクチンを大いにやらなければならないとか盛んに言って、ワクチン何万人分という事を言ってます。今日の熱海新聞を見ると〝熱海にもいよいよワクチンがはいって来た、喜こべ〟と言うのです。二百人分というのですが、それをまるで宝物の様に思っているのです。二百人分というのですから余程重い人とかにやるのでしょうが、本当に馬鹿気た事で見ては居られません。とに角唯物科学のためですが、文化民族というものがあまりに〇〇なので、どうしていいか分らないくらいに思います。尤もこっちが分り過ぎるのかも知れません。これがだんだん分る様になる」と仰せです。 当然、ワクチンを打つことによる副作用の恐ろしさにも言及され、「注射による被害の如何に恐るべきか」「既説の如く種痘によって然毒の排泄を抑止し、それが凡ゆる病原となるとすれば、種痘は断然やめなければならない事は勿論である」「BCGに限らずどんな薬でも効果は一時的で、時が経てば必ず薬害が表われる。というのは私の持論」と仰せになり、「今後予防接種に対しては、研究を重ね、注射禍による一人の犠牲者もなきよう、万全の策を建てられん事を吾等は希望する」と仰せになった。 このたび、世界メシア教として、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が書かれた『ワクチンは接種したほうがいいのか、よくないのか:科学の判断に委ねる』の翻訳を進めることになったのは、一大慶事であると私は思う。 この本は、明主様が、ワクチン接種による犠牲者が一人もないよう希望すると仰せになったそのご希望、み心を、まさに体現している一冊であり、このような本が出版され、また、今、その和訳を日本の信徒に紹介できることを明主様はどれほどお喜びであろうか。 ふと、明主様の逆輸入の聖言も頭によぎる。日本が変わるには、まずアメリカや西洋が変わらないといけないのだろうか。それほど今の日本人が骨無しであるとは思いたくないが、今一度、大和魂を思い出す時が来ていると、私はそう思う。 誤解の無いように言っておきたいが、ワクチンや薬を利用するかどうかの選択は、今の世の中において、信徒の皆様お一人おひとりの絶対的な自由の中にある。この私の文は、誰に対して、なんらの強制を強いるものではない。皆様お一人おひとり、出されているすべての情報をご確認の上、決断することである。 私は、先程来多くの明主様聖言を紹介させていただいた。明主様ご自身の聖言であり、私が内容を書き換えてはいない。このシリーズも、メシア教独自の考えなどは一切省き、正確な翻訳文となることであろう。 ケネディ氏は、ワクチン等に反対することで、科学者から懐疑的な目で見られ、非常に批判を受けていると聞いた。このケネディ氏の姿が明主様の御生きざま、お姿に重ならなければ、明主様の信徒であるとは言えないだろう。 製薬会社がワクチン等で稼ぐ莫大な額を考えれば、ワクチン接種に反対をしているケネディ氏を批判している方々がどういう種類の方々か、また、どういう種類の科学者かは誰の目にも明らかであろう。それが分からないとしたら、明主様が仰せのように「すっかり迷信にかかっている」以外ない。 明主様も、世の常識に抗い、科学に反し、ありとあらゆる批判を受けられながらも、人間の体こそ神様の最高芸術品であるという神様への信仰を貫かれ、薬、ワクチン、西洋医学に対して断固として戦いを挑まれた。同時に私は、明主様は、真の科学というのは、いつか人間の体のすごさを証明するのだという信念もお持ちであられたと思う。 私は断言したい。ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、霊界におられる明主様からのインスピレーションとお力を得て活動されていると。 そして私は、このロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の活動を心の底から応援し、自分のできることはなんでもさせていただきたいと思っている次第である。ケネディ氏と一緒に世からの批判を受けるなら、それこそ明主様の御生きざまに倣える道であり、これ以上の幸せはない。 今から72年前の1953年1月1日、明主様は、我々の想像を遥かに超える気迫と覚悟を持たれ、『アメリカを救う』をご発刊になった。 明主様は、「この著の内容が空前の驚異的理論に、事実を裏附としてある以上、必ずや一大センセーションを捲起すであろう」と仰せになった。 『アメリカを救う』は、西洋医学、さらに踏み込んで、薬やワクチンを盲信する米国医学を真っ向から否定し、その道に真の健康は無いとの極めて強い警告を鳴らした明主様の聖なる本である。 明主様は、『アメリカを救う』の「序論」において、次のようにお宣べになった。 今私は世界の文明各国を見渡した処、兎も角キリスト教を以て立国の方針となし、一般国民は神を信じ、正義の行われている国としては、先ず米国を以て第一とせねばなるまい。それが米国繁栄の基礎でもあり、今日の如き偉大なる国家となった原動力でもあろう。という意味に於て今日世界の平和を維持出来る力をもつ国としたら、同国を措いて他にない事は言う迄もない。この意味に於て何よりも先ずこの国の国民の健康をよりよくする事こそ焦眉の急であり、世界の平和と人類の幸福に対する最大条件であろう。従って私は一日も速かに同国に於ける病気の蔓延の趨勢を食止めると共に、尚進んで病なき米国たらしめるべく、先ずこの著によって自覚を促さんとするのである。そこで私は統計の順に一々の病気について、その原因と治す手段と、予防方法と、治病実績とを詳しくかいて英文に訳し、大統領始め各方面の識者、医事関係者等に頒布するのである。 処で日本人についても言いたい事は、米国医学が如上*の如き真相であるに拘わらず、今日最も進歩せる医学と誤信し、これを採入れようとしているのであるから、実に恐るべき迷妄*である。これも全く唯物科学心酔の結果、米国医学の外形的進歩に眩惑されたからであろうが、これを考えれば日本も米国と同様洵に危い哉である。故に日本の当事者もこの著を読んで、速かに目醒められん事を望むのである。最後に一言したい事は、医学が進歩する程病人が増えるという厳たる事実は、現在米国が遺憾なく全世界に示している事である。 アメリカ全土を救いたいという明主様のみ心は、『アメリカを救う』発刊後、すぐに形となることはなかった。 しかし、それから72年経った今、ワクチンなどに強く反対し、アメリカ医療の在り方に警鐘を鳴らすロバート・F・ケネディ・ジュニア氏がアメリカの保健福祉長官に就任し、次々と革命的な政策を打ち出しているのは、ただの偶然ではないと私は思う。 明主様は仰せである。日本人、目覚めよと。速やかに目覚めよと。米国追従では救われない。「唯物科学心酔」「米国医学の外形的進歩に眩惑」されている場合ではない、西洋医学を、米国医学を、今日最も進歩せる医学と認識するのは、誤信であり、恐るべき迷妄であると、そう仰せである。「医学が進歩する程病人が増えるという厳たる事実は、現在米国が遺憾なく全世界に示している」じゃないかと、なぜ米国を盲信しているのかと、そう強く仰せである。 私は、このシリーズを通して、日本の信徒の皆様も、そして世界中の信徒の皆様も、明主様が『アメリカを救う』に込められたみ心を思い出すのみならず、世界メシア教のモットーである「病貧争絶無の世界」実現のため大いに目覚め、明主様のみ心を継承してくださることを強く願う。 まず私がその一人目になることを決意し、この寄稿文を終わらせていただきたい。* 滔々 水がとどまる所を知らず、勢いよく流れてゆく様子。転じて、強い勢いを表現する時にも使われる。* 如上 「上述」「前述」の意。* 迷妄 物事の道理に暗く、事実でないことを事実と思い込むこと。間違った考え。本文中で引用されている明主様聖言「病気を治す方法」1953年「国民体位の低下の真因」1939年「種痘は如何にすべきや」1943年10月5日「予防接種と結核」1950年4月20日「注射療法に就て」1943年11月23日「伝染病と黴菌」1947年2月5日「『文明の創造』科学篇 小児病」1952年「B・C・Gの注射に就て」1943年10月5日「結核撲滅の大方策と健康日本の建設」1936年6月15日「乳幼児の死亡率問題」1943年10月5日「古代芸術の優秀性、(種痘と生活苦)」1948年12月8日「御垂示録」8号1952年3月1日「御垂示録」16号 1952年12月1日「御教え集」18号 1953年1月25日「御教え集」18号 1953年1月27日「種痘と薬毒」1953年1月1日「BCG問題」1951年11月14日「ワクチン禍の実例」1950年4月20日「『日本医術講義録』十三、灸、電気、鍼、按摩、手術」1935年「『アメリカを救う』序論」1953年1月1日