【真明様聖言(みことば)】我が家の定番海藻の一つである「がごめ昆布」。まず、名前がかっこいい。がごめ。GAGOME。なんか高貴な海藻様であられるのかな?との思い沸く。しかも、食べたことがある方はご存じかと思いますが、脅威の、「え?そんなに粘るの?」と、思わず引くほどの粘り。水に戻し、刻んで、それを混ぜると、いや、これはもうお餅でしょと言わざるを得ない。透明でねばねばなものがどんどん溢れ来て、絡みつき、箸で持ち上げると全体が一気に引き上げられる。それをまたお皿に叩きつけ、ぺったんぺったん。形容詞がもはやお餅。ねばねばのがごめと戯れるのは楽しいが、良い子のみんなは食べ物では遊ばないように。ここに醤油やポン酢を入れ、ご飯にぶっかけ、ご飯と混ぜ合わせると、海藻餅(がごめ昆布のこと。ただ、もうお餅と呼んじゃってます)の塊とご飯が一つのねばねば且つほわほわとしたものに様変わりし、ねばねば海藻の雲のよう。味は、真面目です。海藻ど真ん中の力強さがありつつ、食物繊維パワーでほぼ嚙み切れないが(固い!)、それでも嚙み進めていくと、ほんのりとした甘み。親の私やマミはもちろん、我らが子供も、「がごめ、がごめ!」とよく言う、家族みんな大好きな海藻です。おそらくマミは、里芋のねばねば感をより際立たせようと、このねばねばの王様のがごめ昆布を里芋と合わせることを思い付いたのではないだろうか。いや!天才的でございます、我が妻よ!あっぱれ。古今東西、里芋とがごめ昆布を合体させた人はいるのだろうか。人類初かもしれない。私は、このいも団子を食べた時、里芋の甘みが引き出されていておいしいと思いましたが、今思うと、里芋プラスがごめ昆布が持つ甘みも上乗せされていたんだということに気付きました。海藻と芋の甘みの相乗効果。この甘みは、自然、天然が合わさった最高峰の甘み。試しにと甘辛たれを絡めたパターンもマミは作ってくれたことがあったが、元々の食材の持つ甘みが完全に消され、そのレシピは封印されました。たれの味を食べているみたいになってしまうのです。どこまでいっても、素材本来の甘みを楽しみたい。しかも、里芋だけでは決して出せないほのかなねばねば感あります。そして、しっかり焼けばプラス香ばしさ。一見地味ですが、すごいレシピだと思います。寒い冬に心ほっこりの「がごめ昆布のいも団子」、ぜひ皆様お楽しみください。最後、一つ私の悩みを共有させてください。私は最近、海藻の食べ過ぎで気付いたら魚になっているのではないかとの恐怖が頭から離れません。━━━━━━━━━━━━━━ユーモアあふれる真明様の聖言は、笑いと驚きと感動の連続。「がごめ。GAGOME。」と、がごめ昆布のネーミングへの感嘆と、驚異的な粘りについてお伝えくださる数々のおかしみあふれるご表現に引き込まれ、真明様ががごめ昆布と戯れられるお姿が目に浮かんできます。真明様の海藻愛がビンビン伝わってきます!真明様がマミ奥様を大絶賛されるほどの里芋とがごめ昆布という斬新な組み合わせ。それぞれの素材が持つ甘みが見事に調和し、これまで誰も味わったことがない極上の味わいが生まれていることに疑う余地はありません。真明様が仰せのように、甘辛だれで仕上げることも考えておられたマミ奥様ですが、「たれ無しのほうが素材の甘みが一番伝わる」と真明様から聖言をいただき素材そのものの甘みを活かす素焼き仕立てに決定されたとのこと。マミ奥様は、真明様により誕生したこのお料理を紹介できることを、大変お喜びのご様子でレシピをお送りくださいました。こんがりと焼き色が付いた「がごめ昆布のいも団子」。ふっくらとした姿に食欲がそそられ、思わず画面に手が伸びそうです!私たちもこの「マミ奥様のがごめ昆布のいも団子」を作らせていただき、素材の甘みと香ばしさの宿命の出会いを味わわせていただきましょう✨【材料】1個15gのお団子・23個分🥢・蒸し里芋(正味)… 300g・がごめ刻み昆布(乾)… 3g・がごめ戻し汁 … 大さじ2・塩 … ひとつまみ・米粉 … 20g・ごま油 … 小さじ1・水 … 適量【作り方】👩🍳 ① 下準備 ・がごめ刻み昆布3gに、水大さじ5入れて常温で5分ほど戻す。 ・戻し汁は取っておく。② 里芋をつぶす ・「マミ奥様の蒸し里芋の祝い煮」を参照し、里芋を蒸す。 ・熱いうちに皮をむいてつぶす。③ 生地作り ・里芋に塩ひとつまみを入れ、戻したがごめ刻み昆布と戻し汁を大さじ2加える。米粉20g加えてよく混ぜ合わせる。・手に水をつけながら、お好きな量を団子状に成形する。④ 焼く ・フライパン(あれば鉄)を熱し、ごま油を入れ、団子を並べる。中火で焼き、こんがり焼き色がついてきたら、もう片面も、こんがり焼いて完成!